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12歳以上の高齢ねこちゃんによくみられるのが変形性関節症(骨関節炎)です。
肘・膝などの関節軟骨やその周辺組織が変性してしまい、関節が痛くなってしまう慢性的な病気です。
完治は困難ではありますが、早期に発見できれば進行をゆるやかにしたりねこちゃんのQOL(生活の質)の改善につなげることができます。
変形性関節症(骨関節炎)は気が付きにくい病気です。
「なんだか動きにくそう」「前より遊ばなくなったな」といった変化を、
年をとったからだと勘違いしてしまいがちだからです。
他にはトイレを失敗してしまう、おこりっぽくなったなどの変化がおこることがあります。
ねこちゃんが痛みを感じていることにご家族が気付いてあげて下さい。
上記のような症状があればご相談ください。
加齢とともに関節に負担がかかってしまっているというケースが多いです。
肥満も関節への負担となり、変形性関節症を悪化させる要因となります。
他には、スコティッシュフォールドなど、
遺伝によって変形性関節症を引き起こすことがあります。
これらの検査を必要に応じて行います。
・触診
ねこちゃんの身体を触って関節に異常(痛み、腫れ、可動域の減少など)がないか確認します。
・レントゲン撮影
関節に異常が見られることがあります。
若いうちから予防することが大切です。以下のことを意識しましょう。
12歳以上の高齢ねこちゃんは特に発症しやすいので、
ねこちゃんが高齢になる前に運動と体重の管理をすることが大切です。
当院では生活習慣全般についての健康管理のアドバイスも行っていますので、お気軽にご相談ください。
ねこのクリニック浦和は予約制を導入しています。
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