猫の目
こんにちはねこのクリニック浦和です。
今回は猫の目の色についてのお話です。(アイキャッチ画像はとても珍しいダイクロイックアイのKくんです)
猫生の中での期間限定の色や、代表的な色、珍しい色などをご紹介します。
🐾貴重な子猫の期間だけにある色
♢キトンブルー
生まれてから〜生後2ヶ月程度の子猫特有の目の色(ブルーやグレーに見えます)
生まれてまもない子猫は虹彩のメラニン色素が少ないため人間から見るとこのような色に見えます。
その後は成長に伴い本来の目の色に変化していきます。
🐾代表的な色
♢ブルー(淡い色:アクア 中間:ブルー 濃い色:サファイアブルー)
メラニン色素をほとんど持たない猫がレイリー散乱によってブルーに見えます。
♢グリーン
洋猫に多く、純血の日本猫には見られない色です。
最近は洋猫と日本猫の血が混じり合って、たくさんの猫で見られています。
グリーンの色素があるわけではなくで、光の反射で人間の目にはグリーンに見えます。ブルーよりは少しメラニン色素があります。
♢ヘーゼル
ヘーゼルナッツが色の由来
ブラウンとグリーンがグラデーションがかかった色(目の中央がグリーン外側に向かってブラウンになっています)
♢アンバー(イエローやゴールド)
満月のような琥珀色。
🐾カッパー
銅色、濃ゆいオレンジ色のこと。光の加減で赤っぽく見えたりもします。
🐾珍しい色
♢オッドアイ
左右の目の色が異なること。正式には虹彩異色症と呼ばれます。
白猫の子たちに多いとされています。
♢ダイクロイックアイ
1つの目の中が扇形のように一部または半分だけ異なる色をしています。
扇形虹彩異色症とも呼ばれます。
☆ご家族から写真を提供いただきましたKくんです。
今回ご紹介したものは代表的なものだけになりますが、個性的でとても綺麗な色です。
お家のねこちゃんが何色の瞳を持つかを調べてみるのも楽しいですね🐾